住宅施工実例集
自然素材を使ったローコストの家 「栗東の家」

家族構成は夫婦と子供(小学生)の三人です。お施主さまのご要望は自然素材を使ったローコストの家。
シンプルな形の家ではあるが回遊性を持たせ、豊な空間を目指しました。開口部の位置を直線状に配置し、引き戸を多用することにより、風通しを考慮。
1階の床暖房の熱を有効利用して2階に暖かい空気が流れるように、スノコの間を設置。そうする事によって、スノコの隙間から木漏れ日のような光が日中は1階に注がれます。
【1階】
水周り以外をワンルームとし、家族団欒の間を。2階への動線としての階段についても家族室を通ってしか上がれず、常に家族が接することの出来るプランとしています。
【2階】
夫婦寝室のみ壁で囲われており、子供室は階段ホールと一体化された部屋になっており、将来、子供3人の個室として機能するよう設備や間仕切り位置を考慮してあります。
構造の形をそのまま生かして、2階の梁、屋根ののぼり梁を表し木の良さを演出。外部についても木造らしさを出したいため、外壁に杉板を張り2階の手摺にはアクセントとして大きな丸太を取り付け単調な外観に変化を。1階の家族室を視覚的に広く見せ外部の積極的利用目的としてデッキを設けました。このデッキは日当たりもよく、のんびりと時間をすごせるスペースになっています。
外構もローコストに押さえるため、桧の杭や杉板、竹を利用し、簡易ながらも囲いを設け、精神的に外部からの進入を防いで、家の周りも出来るだけ土の部分を残し土地が呼吸出来るようにしました。
棟換気による小屋裏換気や白蟻対策及び地震に強いべた基礎を採用、熱損失係数の計算結果による断熱材性能の選択など基本的性能を押えながら、木づくりの家が持っている、おおらかさやあたたかさ、安堵感を引き出せるよう設計。全ての職人さんがまじめにもの造りに関わった証として生み出された住宅です。

 

■設計・監理 Gen建築設計所 自然素材を使ったローコストの家「栗東の家」
■構造設計 田原建築設計事務所
■施 工 水上建設株式会社
土井工務店
■竣 工 2002年12月
■建設場所 滋賀県栗東市
■構造規模 木造2階建て
■敷地面積 181.83m2(55.00坪)
■建築面積 60.06m2(18.17坪) ▲このページのTOPへ
■延床面積 109.31m2(33.00坪)